悪魔の教え


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2000/ 4/16  序文追加


 しかし、自分が遅れることになると感じて、テモテにこの手紙を書き送っており、それはおそらくはマケドニアからと思われ、その目的はテモテに義務を果たすように勧め励ますことにありました。

 第1章には、パウロのあいさつと教会に入り込んできた、様々な空論に関するパウロの教えが載っています。
 第2〜3章には、公の礼拝行事と神に仕える者としてのあるべき姿と行いについての指示が書かれています。
 
第4〜5章では、末の日の背教の様子と、テモテが導いていた人々の教え方についての彼への勧告が述べられています。
 第6章は、忠実さを認められるように、またこの世の富を避けるようにとの勧めです。

 この手紙の中心テーマは、教会を正しく見るようにということです。パウロはテモテに王国の真の教義のみをおしえて、信仰を保ち、勤勉に祈り、清く歩むように勧めています。パウロはこの手紙を通してテモテに、ひいてはすべての指導者に、信頼に答えて神の業を行うように勧めました。言い伝えによると、この手紙はラオデキヤで書かれたということですが、マケドニアで書かれた可能性もあります。場所はともあれ、書かれた時期はパウロの最初の投獄と2度目の投獄の間であることは確かであって、紀元66年頃でしょう。

 テモテはこの手紙を受け取った時、エペソの教会の指導者であり、教会を管理運営する大きな責任を負っていました。彼はパウロの信頼をかって、教会指導者としてエペソの教会の管理を託されて、会員たちが福音の原則をしっかり守るように教え諭す責任がありました。しかし、著名な教会員はほとんどテモテよりも年上であって、この若者の権能を容易に受け入れようとしなかったようです。パウロがテモテにこの手紙を書き送ったおもな理由は、このようなことであると思われます。

 教会の管理運営、義務を誠実に果たすことや、ただしい教義を教えること、任命された僕として忠実に働くこと、これらがテモテへの第1の手紙のテーマです。それと同時に、イエス・キリストのこと、救いのこと、後の時代の大背教、福音の原則に従うことの重要性も説かれています。



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