ローマクラブ



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2000/10/25  序文 UP


 ローマクラブとは、300人委員会に直結し、アングロアメリカの資本家とヨーロッパの由緒ある黒い貴族のファミリー、特にロンドン、ヴェネチア、ジェノバのいわゆる「貴族」が結びついた、代表的な陰謀組織の1つです。クラブが世界を支配するためには、急激な景気交代やそれに伴なう不況を生じさせて、それに乗じて「管理」することが必要であるとされています。300人委員会の狙いは、


より大きな事態を引き起こす手始めに、まず「不況」という穏健な方法を使って地球上に動乱を
起こして、将来「福祉援助」を受けることになるような人々を世界中に多数生み出すことです。


 300人委員会は人類に影響を与えるような重要な決定の大半を、ポーランドの地主で、KGBの前身である、チェカを創設したフェリックス・ジェルジンスキーの哲学に基づいて下しています。彼は人間を家畜よりわずかにましな生き物にすぎないと考えていると言われています。イギリス情報部の親友である、シドニー・レイリー(レイリーはボルシェヴィキ革命の間、実はジェルジンスキーを操っていた)と酒を交わしながら次のように打ち明けています。ジェルジンスキーは赤色テロ組織を支配していた「人でなし」と呼ばれました。


人間なんて取るに足らない存在だ。飢えた時を見てみろ。生き残るために仲間の肉を食べ始める
のだ。自分が生きることしか考えていない。そんなもんさ。スピノザの言葉は嘘っぱちさ。


 ローマクラブはまた独自の情報機関を持ち、ディヴィット・ロックフェラーのインターポール(国際刑事機構)から資金を調達しているとの報告があります。アメリカの情報機関はすでに全てが密接につながっており、KGBやモサド(イスラエルの秘密情報機関)も同様です。唯一関係を絶っている機関は旧東ドイツ国家保安省、シュタージ(Mfs)だけのようです。ローマクラブは高度に組織化された独自の政治経済機関も持っています。レーガン大統領に300人委員会の要人ポール・ヴォルカーを国政からはずさないように指示したのは、ローマクラブです。レーガンは立候補の際、「当選したらすぐヴォルカーを解雇すると公約した」にもかかわらず、彼を連邦準備制度理事会の議長のポストからはずすことはできていません。

 キューバ・ミサイル危機で重要な働きをした後、ローマクラブは「危機管理計画(FEMAの前身)」をケネディ大統領に売りつけようとしています。数人のタヴィストック人間関係研究所の科学者たちが大統領に会ってその内容を説明していますが、ケネディ大統領はタヴィストック人間関係研究所による「アドバイス」を拒絶しました。翌年、大統領は暗殺され、タヴィストック人間関係研究所はワシントンに戻ってアメリカ航空宇宙局(NASA)と会談します。この会談は成功し、タヴィストック人間関係研究所はNASAと契約して、今後の宇宙プログラムがアメリカ世論に与える影響を測定しています。

 契約を実行したのはSRC(スタンフォード・リサーチ・センター)とランド・コーポレーションです。タヴィストック人間関係研究所、SRC、ランド・コーポレーションが作った資料の大半は、未だ日の目を見ることなくずっと封印されているといいます。情報を得ようと近づいた上院監視委員会やその小委員会の答えは、「何も聞いていない」「どこにあるのかもわからない」との答えしか返ってこなかったと報告されており、300人委員会の力と影響力はそれほど強大であるということです。



TOP 300人委員会



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