ピリピ人への手紙 研究解読 |
第3章2〜3節 |
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2000/ 9/22 | 第3章2〜3節 UP |
第3章2〜3節 |
2節 | あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人たちを警戒しなさい。肉に割礼の傷をつけている人たちを警戒しなさい。 |
3節 | 神の霊によって礼拝し、キリスト・イエスを誇りとし、肉を頼みとしないわたしたちこそ、割礼の者である。 |
パウロはユダヤ教主義者、すなわち救いの条件としてモーセの律法に完全に従うことを求めたユダヤ人のキリスト教徒を攻撃しています。パウロ彼らが清められていないことを暗示して「犬」という言葉を用いました。また。義人を装いながら実は義人ではない人々を指すものとして「悪い働き人」という言葉を使っています。「肉に割礼の傷をつけている人たち(the coneision)」という言葉は、割礼(circumcision)という言葉を皮肉って使ったものです。3節の神の霊とは、聖霊を指します。 |