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2000/ 8/19  序文追加


 オバデヤはエドムの滅亡を預言した人物です。彼が預言した時期は幾つかの説があって、ユダの王ヨラムの治世紀元前848〜844年、あるいは紀元前586年のバビロニアによる侵略の時期とも言われています。ここでは紀元前730年頃の人物とする説を支持しています。1章のみで構成された書には、預言者オバデヤがエドムの滅亡について、また救う者たちがシオンの山に立つことを預言しています。



 オバデヤは紀元前730年頃に聖見者として立てられた、イスラエルの救いや末日の重要な出来事を見る特権を得た人です。彼の書は、預言書であるのに、旧約聖書の中でも一番短いものです。彼については他の書にも登場しないので、この書以外に知る手掛かりはありません。列王紀上18章に、同名の人がイスラエルの王アハブの時代に神の預言者たちを保護していますが、同一人物ではないようです。よくオバデヤ書とエレミヤ書を一緒にまとめるのは彼がエレミヤの預言と似た言葉で、エドムの滅びを預言しているからです。



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