エペソ人への手紙 研究解読



第2章14節



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2000/9/19 第2章14節 UP



第2章14節


14節 キリストは私たちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、
ご自分の肉によって、


 パウロはすでに福音を受け入れている異邦人がいて、彼らは「契約の民」となっていることを指摘しています。しかし、エルサレムの神殿には異邦人は入ることを禁じられていました。神殿内には特別な垣が設けられ、その中に入った異邦人は死罪に処されています。ある考古学者は次のような碑文が書かれた石灰石の板を発見しています。

 「異邦人は神殿の周囲にめぐらされた垣より中に入ってはならない。これを犯す者は死をもって罰せられる。」

 パウロはこの警告を無視して異邦人をその垣の中に入れたかどで逮捕されています(使徒21章28節)。



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